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眺めの良い部屋から情熱と冷静のあいだを見れば・・・その10:フィレンツェの鯉取りおねぇしゃん(日本語可)!

エノテカから宅配で送っていたワインが届きました。

ポルトガルやギリシャに行ったときも、ワイン買って帰ろうかな~とか思ったのですが、今は、機内への液体の持ち込みの制限が厳しくって。空港で買ってシールしてもらえばOKだとは言うものの、成田までも面倒と言えば面倒だし、成田から福岡までも面倒。(というか、重い、というか・・・)スーツケースも、ソフトタイプだし・・・(と言いつつ、スーパートスカーナは、スーツケースで持って帰ったんだった!)

そう言えば、リプブリック広場のワイン産直イベントでは、「100mlダカラ、機内持ちこみOKヨ!」ってんで、小さな瓶のグラッパを買ったんだった。これは、文字通り、手持ち。

と言うわけで、今回利用したのは、これ。そしてこのお店です。

欧州ヤマト運輸|イタリア|フィレンツェ| Enoteca Alessi

リプブリック広場やドゥオーモの近くには、ワインを日本に送れますよ、って(日本語で書いてある)お店がたくさんあるのですが、今回は、VAT(付加価値税)抜きの価格で買える(送ってくれる)このアレッシというお店を選びました。

まずは、下見・・・と思ったら、昼から夕方までは、閉まっていた!こ、これが、有名な、ラテンのシエスタ・・・

気を取り直して、翌日(月曜)出直し。チーズや簡単な食事を出してくれるコーナーから入ろうとすると・・・扉が開かない!中のおばちゃんが、こっち!こっち!って指さす方に、間に二つほど別の店を挟んで、食料品店の入り口が。

そして、地下に続く階段を下りると(今回、写真はありません・・・上のサイトで見てください)、そこにはワインの山が!しかし、お客さんはおろか、店の人も誰もいない・・・ので、いったい何を選んで、どこでどうして送ったらいいのか、ちっとも分からない!そうこうしているうちに、仕事の時間が来たので、あえなく退散・・・い、いや、待て!日本人スタッフ、○○さんは火曜から金曜の午後に常駐、と書いてあるのをチェックして、またまた出直し。一応、まじめに仕事もしてるんですよ~・・・いや、仕事の場所には行ってるんですよ~

と言うわけで、さらにまたまた火曜日に出直し。午後なのに、ワインセラーにはやはり誰もいない。ま、お客さんもいないから階下にいる理由もないか・・・ってんで、意を決して(というか、声をかければ日本人が出てきてくれるだろうと)、「ワインを買って日本に送りたいんだけど」と、お兄さんに声をかけると・・・「今、担当が行くから、下で待ってて!」とのこと。良かった~・・・

・・・と、やってきたのは、な~んというか、いかにもイタリアのおねーさん、という感じの陽気な(そして、でかい)女性。あれ?日本人は?

「ワインを買って日本に送りたいんだけど(日本って言ってるんだから、日本人の担当の人を)・・・」
「大丈夫!」と、送料の表を見せてくれる。6本だと、90ユーロです。
「・・・あまり詳しくないから、せっかくだからトスカーナのワインを(注;場所柄トスカーナのが半分以上ですが、たとえばピエモンテとかシシリーとか別の地方のワインも置いていあります)。お勧めのがあれば、それを・・・」
「私が好きなのは、これ!(以降、片仮名は、“日本語”。)タカイ?これは?チョーウマイヨ!あと何本?タカイ?ダイジョーブ?これ、チョーサイコウ!」
「・・・」

見る間に、彼女が大好きだという”チョーウマ”くて、”チョーサイコウ”なのばかり6本選んでくれました。両手に二本ずつ、さらに脇の下に一本ずつ挟んで、まるで鯉取りまぁしゃんのような姿で、階段をのっしのっしと上がっていきます。

さて、ワイン取りねぇしゃんは、その6本を無造作に(最初の)無口なー相対的にーお兄さんに渡すと、「あとは、彼がやるからね。アリガト!」と。

時間にして10分も待つと、無口な彼が伝票を持ってやってきてくれました。ワイン6本。確かにVATは計上されて無くて、この分はお店で支払い。さらに、ヤマトの荷物の伝票を渡してくれて、「これがトラッキングナンバーね。今週送って、来週には着くよ。」とのこと。

こうして、ワインは無事日本に届いたのでした。送料90ユーロに加えて税金が○○円で、合計XX円ほど。まあ、担いで帰るわけにも行かない本数なので、妥当なところですかね。

ちなみにこのアレッシには、パスタやオリーブオイルも売ってるし、乾燥パスタの具や乾燥ポルチーニも売ってましたよ。それは、またいずれ。

おまけ 写真がないとつまらないので、これは、乾燥じゃないポルチーニ茸。ピサの市場で売ってました。

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