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【本・映画】インターステラー:169分、力入りまくり!

Hearts in a New Dimension 2014 - final video still by mimitalks, married, under grace
Hearts in a New Dimension 2014 – final video still by mimitalks, married, under grace Photo by mimitalks, married, under grace

インターステラー、見てきました!
うひゃ〜、疲れた〜

いや、つまらないんじゃなくてその逆、最初から最後まで、全身に力入り〜の、頭使い〜の、涙流し〜の、のあっという間の169分でした!

眠くなるかも〜と思ったのでコーヒー飲みながら、でもインターミッションなしだったらトイレに行きたくなったら困るし、なんて考えてましたが、コーヒーいらず、インターミッションどころじゃない展開でした!
すげ〜!の一言!

超えるとか超えないとかではなくて、2001年に、コンタクトとアルマゲドンをまぶして、トッピングにゼログラ、ってなもんですかね。
テーマとしては、2001やコンタクト、誰かがこの世界(文明)を作ってくれた観、時代としては見事にゼログラの次の時代。でも、いつまでも変わらないアルマゲドン精神は残しつつ、父の娘への愛…ん?96時間?ちょっと違うか…
そして、ロボットが犠牲になるというのは、何だろう、T2???ちょっと違うな。

確かにハードSFで、そこの知識が全くないと、単に見て、荒唐無稽な娘救出ドラマ(96時間???)になってしまうのですが…

「インターステラー」のSFっぷりは一体どれぐらいで何がスゴイのか、SF小説とかSF映画とか大好き野郎が見るとこうなる – GIGAZINE

そう、いきなり、地球に住めなくなっちゃったので、ウォームホールを超えて(通って)住めそうな星を探しに行くところから始まります。あ、その前の場面も大切ですけどね。で、光速に近い、または重力の大きな(=時空がゆがんでいる)環境では時間がゆっくり進む、逆に言うとその間に地球はどんどん破滅に進んでいる、地球の滅亡まであと…は、宇宙戦艦ヤマトだ、この辺の理論の説明は省いてあります。
まあ、娘に説明できなかったから、というのと同じシチュエーションに置きたかったかな?観客を。
ウラシマ効果ってのを聞いたことがあれば、まあ、何とかおいていかれずにすむかな?

そこから、あんなこんな、昼のメロドラマみたいな、ちょっとしたドロドロもチラ見しながら、でも、この辺は、ハードSFだけじゃない、結局人間なんだよね、と思わせてくれつつ…
えー?うそー?ってな、ミッションの、つまりテーマの存続の危機みたいなのを迎えて、おいおい、どうオチ着けるんだよ?と心配するまもなく、お父さんは、娘にメッセージを伝えます!!

で、地球は、メデタシメデタシ!(えっと、正確には地球は、ではないのですが)
その後にもう一度、おー!そんなオチを持ってくるか〜ってな、ハードに固めた、でも、フィニィみたいなオチが待っています!ウルウル。

ブラックホールでスリングバイなんてできるんだろうか?などと思いつつ、
スイングバイ – Wikipedia
もう、この場面では全身に力入りまくり!ここは、IMAXで見たいところですね!ここだけじゃなくて、全編、ですけど。

力入りまくりといえば、地球に戻るための母艦が、ホニャララの理由で損傷してしまったときに、探査船をドッキングさせる場面!
母艦は高速で回転(かつ、落下)してますが、そこに探査機をドッキングさせるため、探査機を推進かつ”回転”させて、ドッキングさせます。
ここで、クーパー(遅くなりましたが、マシュー・マコノヒー演じる元エンジニア)が、絶対に地球に戻るんだ!と探査機を母艦に接近させ回転させてドッキングを図るとき…

ブランドがたまらず叫びます!
It’s not possible! (無理よ!)
クーパーも叫び返します!
No! But it’s necessary!(無理はわかってる!でも、これしかないんだ!)

うーむ…大和魂みたいな…隠し味に、演歌か日活やくざ映画か…
泣ける…

元エンジニア、といえば、最初の場面、クーパーが宇宙船を墜落させた過去を持つこと、などの場面は、スペースカウボーイも彷彿とさせますね。あと、1とか13とかも、頭をよぎりますね!

いや、それにしても、内容もハードでかつ泣ける、さすがの映画でした!

映画『インターステラー』オフィシャルサイト



Written with MyEditor and posted with するぷろ for iOS.

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