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映画『アメリカン・スナイパー』オフィシャルサイト:見てきました!

 

 

映画『アメリカン・スナイパー』オフィシャルサイト: “イーストウッド ますますすばらしい!”

 いや〜 封切り日に見てきましたよ。北米史上最高の狙撃手の…これ、ベトナム戦争のトラウマとはまた違う…かなり違うドラマですね。

ベトナム戦争のトラウマ(を引きずった主人公)のドラマは山ほどありますが、湾岸戦争は、911以降、(おそらく北米の白人というか欧米人というかにとって)敵もはっきりしていて、またCNNなどでの中継は、まるで別世界の映画のようで、現実感がないというか…地上戦ももちろんあっていますが、あの無人誘導爆弾の閃光ばかりが目立って、なにか、アメリカ側は無傷で勝利したような錯覚も持ちかねないですが…

主人公のクリス・カイルは、凄腕の狙撃手。その狙撃で、160人以上の命を奪い、それにより同僚(地上部隊)の多くの命を救ってきたわけですが…最初は、単純に、全くもって単純に、祖国を守るため、と言う動機で入隊を志願。何の迷いもなく、妻子を置いてイラクに出かけていきます。

が…

狙撃って、スコープ越しに、自分が撃った(=殺した)相手が見えてるんですよね。手榴弾やランチャーを持った男の場合もあれば…女や子どもの場合もある。撃たないと、仲間の命が奪われる…クリスの心に迷いが生じたり、あるいは、やられた仲間の敵を討つ、と言う理由で、冷静さをやや失ったり…

祖国を守る=家族を守る、であるはずなのに、その家族を置いて戦地に赴くのは…大儀と、個人…普通のよき父であろうとする気持ちとにも齟齬が出てくる。

4回のツアー(映画中では、現地に赴くことをTourと表現している)の後の帰国後、これはベトナム戦争後とはまた違う心の病に冒されるも、自分の居場所をようやく見つけるクリス…しかし、最後の最後は、結局、その守ろうとしたものが…(以下ネタバレ回避

原作は、そのクリス・カイルの自叙伝。

 

年取ってから(年取ったと本人が思ってから?)、ますますその良さが際立ってきましたね。

 

(Via.)

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