skywalker-on-the-air

晴れときどきskywalker

Read Article

行ってきました、東大おでん!

いや、行ってきましたよ、東京大・・・いや、東大おでん。

名にし負うお店でした。

hiroki_skywalker-on-the-air 東大でおでん

 

折しも金曜日は結構強めの雨が降る夜になり、これで雨の中下手をしたら何時間も待つのもいやだな・・・と腰が引けつつ、さらには、18時からの懇親会ではかなり控えたにもかかわらず、すでにおなかが一杯な状態で、これでなにかちょっとカクテルでも飲みに行くくらいならともかく、おでんだのテビチだの入るかな?って思ってはいたのですが、次にいつ来られるかわからないし、せっかく(ここで決意表明した)ことだし、と、理屈にならない理屈を並べて、8時過ぎにホテルを出ました。

本来なら、美栄橋の近くのホテルから、モノレールに乗ればいいようなものですが、すでにおなかが一杯な感じなので、国際通りまで出て、それから牧志の駅、さらに安里の駅まで歩き・・・地図を確認して、ちょっと怪しい通り(ここでは、これ以上書きません~)を脇目もふらずに走り抜け、やってきました。おでん東大。時刻は、9時ちょうど。も、ち、ろ、ん、開いていません。(シャッターには、九時半“ころ”開けます、と書いてある)

 

ふと気づくと、女の子も含めた四人組と、それから男性三人組が先に待っている。三人の方は、どこかのブログで見た通り、泡盛の缶を買ってきて、グビグビ飲みながら待っている。さすが~ 実際に開くのは10時頃って言われているから、あと一時間、何もすることなく待っているのか(iPhoneは、バッテリーが切れかけてる)と思っていたら、なんと!

9時15分に、シャッターの音がして、いきなりオープン。優しそうなおばさんが現れて、「雨で待っているのはたいへんだろうから、まだ準備できてないんだけど、入ってサー」(語尾は、かなり適当な記憶)と。これは、ラッキー!早速、店の中に入って、カウンターの真ん中に座りました。

 

とりあえず、これまたブログで見た通り、ミミガーと泡盛を注文。泡盛は「この中から選ぼうね~」と、沖縄独特の命令形(!)で見せられたショーケース(と言うか、ガラス棚)から、菊の露を選ぶと、一合とっくりになみなみ注いでくれて、あと氷も用意してくれる。水・・・は、あらかじめテーブルにありました。待つことしばし、まずはミミガーとハツに酢醤油をかけたものが、島唐辛子を一つ横に添えて出てきました。

101119_213256

うまいな~ 普通にうまい!ちょっと食べ飽きたかな、ってころに島唐辛子をかじると、また口の中がリフレッシュ。そうこうしているうちに、目の前で、圧力釜がシューシュー音を立て始め、テビチがゆだってきたようです。そう、焼きテビチ、といっても、いったん圧力鍋でとろとろにしてしまったものを、一部はおでんに、そして一部は(大部分は?)、このお店の名物、焼きテビチにします。

見ていると、鍋から、なにか油かお出汁かをフライパンに敷き入れ、その上に、ぐずぐずになったテビチの塊を広げ、時に押さえながらひたすら焼きます。かなりしばらく焼いたあと、まるでホットケーキのように何度かひっくり返して、焼き加減を確かめて・・・だいたい30分ほど火を通してできてくるのが、これ、焼きテビチでした。

101119_215241

向こうにあるのが一合とっくりだから、大きさが想像できる出ようか?まるで、クリスマスケーキのスポンジ一段分はあろうかという大きさ!うーん、食べきれるのか?

 

しかし、香ばしい香りにつられて、かじりついてみると、いい感じ。とろとろな中身と、かりっとした皮とが、妙なマリアージュで、泡盛を流し込みながら、がつがつとは言いませんが、いつの間にか、箸が進みます(と言うか、実は大部分が骨で、食べるところは結構少ないので・・・)

最後の方は、味を変えてみるために、ちょっとだけ酢醤油をつけてみたりもしながら、完食!おでんのテビチとも、そして焼いた豚足とも全く違う、まさに、焼きテビチでした。

 

最後は、おなかにご飯の入る場所はなかったので(と言うか、たぶんメニューにご飯はない)、野菜おでんを食べて(この日は、小松菜)、締めました。これで1600円は、安いよね~

101119_223314

 

それにしてもこのお店、カウンター周辺は常連席のようで、居心地悪いかな?なんて思っていたのですが、どうしてどうして。ママは優しげで、適当に(常連さんの)話を振ってくれるし、常連さんは常連さんで、ママとの掛け合いが秀逸だったりで、ほんのちょっとその輪の中に加われたような気がして、楽しく過ごせました。そうそう、極めつけは、おでんのお鍋の横にある、荷物置き用の椅子に、一人だけ座って新聞を読んでいた常連さん。目の前を(いや、目の横を、か)ママが忙しげに動き回っているんだけど、悠然と座って泡盛を飲みながら新聞を読んでる。ここは、特等席らしく、僕の右の席のお客さんも、「そこは、僕の席なんだよ。○○君、まだ、そこの席に座るには、肩の力が抜けてないね」なんて感じで茶化したりして、大笑いでした。

 

東大おでん、あちこちで紹介されているように、確かに通常開くのは九時半以降。この日も、九時半頃から人が増えてきて、10時に満席。そのあとに来たお客さんは、しばらく待つことになったようです。(雨が降っていたので、帰っちゃったかも) 観光客としていくのなら、9時過ぎに並ぶのが一番かもしれませんね。缶泡盛、飲んで待っても飲

URL :
TRACKBACK URL :

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

Return Top