いや、インスタントじゃないし…
これまた、多分全日空の機内誌か何かで読んでメモしていたお店に来てみました。
旅先なのに、我が家のように落ち着ける店、というような文だったかな?
入口。看板の文字も小さいし、目立たない店構えです。
カウンターの奥。梅干しは、少しずつ違うものだそうですが…
メニュー…というか、お品書き。 値段が書かれていません! (でも、全然高くないので安心していただけます)
箸置き。品がいいですね。箸袋にざぼん(読めなかった!)の文字が…
小上がりもあって、旅行の二人連れと、小さなお子さん連れの二組が、僕の後から入って来ました。
突き出しの菜の花のからしあえと、カタフチカブ(赤カブ)の酢の物。上品な味で、また、蕪(長崎の蕪だそうです)に柚子の香りが最高!
イワシの刺身を注文したのですが、昨日の時化で魚が入ってないとのこと。 イワシよりおすすめですよ、と言われたのが、この自家製のしめ鯖!
これぞ、神サバ! しめ具合が抜群で、普通に見かけるシメサバとは、もう別物!かと言って、もちろん生(刺身)とも違います。 しめてある味付けと、サバそのもののうまさと、これは、関東の普通の醤油には合わない(というか、醤油が負ける?)。ねっとりまったりの刺身じょうゆじゃないとね〜
九州人で良かった〜
それから、これも揚げ物。名前忘れました。何もつけないでこのまま。 これがまた、普通にうまい〜
(12日修正&追記 これは、このお店のオリジナル。ざぼん揚げでした。柚子入り、じゃなくて柚子胡椒の香り、でした)
【ざぼん揚げ】
女将の祖母が考案した名物料理。 ごまをよくすり、エソやアマダイなど自身魚のすり身、ニンニク、玉ネギのみじん切り、卵を入れて混ぜ合わせる。適度な大きさに丸めて黒ごまで飾り、サッと素揚げ。熱々のうちに柚子胡椒で食べる
このお店、三代でやっているとのことで、(若)女将と話をしたり、時に(大?)女将と話をしたり。娘さんは、一瞬顔を出したかな? 「本をみてこられたのですか?」と、”うちが載っています”という本を幾つか控えめに出して来られたり…
確かに、何だか落ち着いて家庭料理を、それも、最上の家庭料理をいただけるお店、という感じでした。
しめは、サバ…じゃなくて、これまた名物らしいカレー。これまた、特にスパイスがどうこう、というのではなくて、お家で丁寧に作ったカレー、という感じ。 写真は、半分量のものです。
ビールは二種類。お酒も何でもある、というのではなくて、長崎のものと、他に二種類くらい。焼酎も数種類ありました。 エビス一本と一の蔵をぬる燗で一合。燗具合も良かったな〜
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