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【お気に入り】沖縄と言えば泡盛:酒造見学に行ってきました

はい、沖縄と言えば泡盛です。焼酎はあまり飲まないのですが、泡盛は大好きです。行くたびに人に聞いて、飲みやすいもの、クセのあるもの、高いもの?、安いもの?、いろいろと買ったりしてました。

で、今回、泡盛を造っている醸造元の一つに行ってみました!

泡盛 古酒 瑞泉酒造

瑞泉、ずいせん。

首里城のほど近くにある醸造元で、首里駅にも案内が出ています。駅からはゆっくり歩いて(首里そばの誘惑を振り切りつつ)10分くらいです。

中は撮影禁止と言うことも無いと思うのですが、ガラス越しにタンクや蒸留器の写真を撮っても、という感じですよね。

午前は10時、11時…と見学があり、10分ほど試飲室で雑誌などを見た後に、二階に上がってDVDを見るところから始まります。ここには、数多くの品評会の賞状や古い資料などもあり、見ているとだけでも楽しめます。

DVDと、お店の方の説明は、泡盛の歴史、作り方、古酒、注ぎ足し…

簡単に言うと、タイ米(元々ベトナムのお酒が由来なのです)を蒸して、黒麹でもろみを作る。タイ米はぱらぱらなので麹がまぶしやすい、黒麹はコメの成分を分解し、クエン酸などの独特のうまみを作る…これを、種麹で発酵させ、蒸留。甕で熟成させ、5年以上たったものが古酒(クース)。古い甕から取り出したら、少し若いお酒を古い方につぎ足す、これを順に繰り返す、という感じ。

実は、太平洋戦争の時に沖縄…泡盛の醸造元も大変な被害を受け、種麹が失われてしまったのだそうです。しかし、あの!坂口謹一郎博士が種麹を保存していて、それからの復活なのだそうです。

時を経て甦った唯一無二の「瑞泉菌」

引用元:乳酸菌と発酵 Kin’s Vol.7

工場内の蒸し器、麹をつける機械、タンク、蒸留器、そして貯蔵用の甕…を見学した後、最初のスペースに戻って、お待ちかねの試飲です!

四種類の泡盛。好みもありますが、古酒になると、飲み口はすっきりしてても、いい香りが漂ってきて…配送もできますが、とりあえず古酒を二本ほど…

外に出ると、太陽がまぶしい!

…と言うほどは飲んでませんよ。試飲だし。

泡盛を飲むときに使う酒器、あれはからからというのですが、由来は、ローマのお風呂の形に似てるから…ではもちろん無くて、一説には、(そっち、まだ入ってる?)貸して!貸して!が、からから、なんだとか。勉強になりました。

勉強と言えば、これ、銘酒です、いや、名著ですよ。坂口博士の本。

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