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ダ・ヴィンチ、シェークスピア、そしてヴィスコンティに出会う旅:まずはヴェニス

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_DSC1450 Photo by hiroki_skywalker

ミラノに行ってきました!と、唐突に。

仕事でミラノに行く機会があって、まあ、人に聞くと、ミラノは一日で見終わりますよ〜ってな話だったので(本当は、そうでもないのですが)、ちょっと足を伸ばして、ヴェニスにも行ってきました。あと、ヴェローナ。

ヴェニスと言えば・・・そう、シェークスピアのヴェニスの商人!・・・なんでしょうが、まず頭に浮かんだのは、ルキノ・ヴィスコンティの(もちろん、原作はトーマス・マンですが)「ベニスに死す」!!!

あの!あの!あの!ヴィヨルン・アンドルセンが出ている映画です!(あらためて画像を検索しましたが、おっさんになった彼の写真も出てきて、ちょっと・・・怪しいおっさんではあるんですが)

場所は、ヴェニスの中でもリド島で、ここには行かなかったのですが、なんか、そんな雰囲気に浸れるか・・・と思いつつ。

もう一つ、たまたま手にした本がヴェニスを舞台にしたもので、

これ、なかなかいいですよ。少女ガブリエラが歌う鼻歌(?)が、町の人を少しずつ幸せにしていく、と言う話。絵本です。英語ですが、簡単に読めるし。

ヴェニスの町の写真は、すごくきれいなものがあちこちにいっぱいあるだろうからそっちを見てもらうことにして・・・

 

サン・マルコ広場にある、カフェ・フローリアン(の、開店前の店内)。これ、歴史あるカフェで、あのカサノヴァなんかも来ていたそうです。
で、朝、なぜか白無垢(?じゃないか、純白のドレス)に包まれた女性と、どう見ても新郎姿の新郎が店内に入って行ってました。結婚式の二次会?早朝に???カサノヴァにだまされてるんじゃないの?

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サン・マルコ広場(の横、港のところ)にある、ヴェネチアを象徴する二つの塔。

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塩野七生、読み直さなくっちゃ。

ご存じのように、ヴェニスは運河の町、埋め立てて作った人工島の町です。(人工って、風情が失われますね)。自家用車に相当する個人のボートから、タクシー船や、バスに相当するヴァポレットと呼ばれる乗り合いの船もあり、もちろん観光用のゴンドラもあるわけですが、路線バスともいえるヴァポレットとは別に、運河を横切る、いわゆる渡し船、トラゲットと言うのがあります。(この辺をうまく使わないと、橋を探して渡ると結構な距離を歩かされる)

そのトラゲットがこれなんですが、この若い兄ちゃんが見習いなのか、年配の船頭さんに怒られてて、また、若い方が、切れこそしないけどあからさまにむかついてる様子が顔に出て・・・るのはいいけど、口論ばっかりで、いっこうに船が進まないじゃないか!

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と言うわけで、お約束のゴンドラも乗りましたよ。

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「あら〜Skywalkerちゃん、あとで遊びに来てね〜きっとよ〜♡」とかイタリア語で言っている(に違いない)女の子たち!
(こうやって、ロミオとジュリエットが出会ったんだよな〜) 

と言うわけで、散漫な写真を撮りつつ、旅は(仕事よ!)続きます。

ん?レトリックはどうしたって?いやいや、その辺は、大御所のシェークスピア君に譲っときましょう。

シェイクスピアの、比喩、誇張、レトリックを味わうのは実に楽しいのです。

とは、Amazonの書評の一部。


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