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【映画】しあわせの雨傘:いつまでも若いカトリーヌ

Umbrellas 05
Umbrellas 05 Photo by Jethro Taylor

久しぶりのカトリーヌ・ドヌーブですね。

 

しあわせの雨傘 | Movie Walker

 

雨傘工場の社長でもある夫のもと、”飾りの壺”として従順な妻を生きるスザンヌ(カトリーヌ・ドヌーブ)。台所が居場所で、意見をいうことも許されず、娘からは、それで幸せなの?と問い詰められる…その生活においては、ジョギングと詩と刺繍だけが趣味…(この雨傘工場、元々スザンヌの父がやっていた会社、と言うのも、ちょっとポイント)

社長の、そして夫のピュジョル氏には、秘書と、そして、その他にもいろいろと”秘密”があるわけで…

工場の待遇改善などを求めて起こったストなどの心労で倒れた夫に代わって、社長となって、女性ならではの視点で工場の経営に手腕を振るうスザンヌ…

…と、ここまでのあらすじは知っていて見始めたので、何と無く肝っ玉母さんか、細腕繁盛記みたいな話を想像していたのですが、どうしてどうして。

スザンヌにもいろいろと…おっと、ネタバレか。役員会での娘の離反、社長解任、その後、は、あれよあれよという展開…スザンヌは、国会議員になり、家を守る→工場を守る→国を守るようになるわけですね。その、あれよあれよの展開、ストレートではあるのですが、その端々に、ちょっとしたひねりがあったりして、プッ、と軽く吹き出したり…

置いていかれた形になる夫と娘が、「飾りの壺だったけど、空ではなかった…」と、つぶやきます。

舞台は1977年からその後。そういう時代だったんですね。

それにしても、カトリーヌ・ドヌーブ、若いな〜一体、おいくつ?


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邦題の「しあわせの雨傘」は、もちろん、シェルブールの雨傘にヒントを得たものですが、原題の「Potiche」は、Trophy Wifeの意味、そう、文字通り飾りの壺(カップ)と言うことですね。

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