【本・映画】怒り:怒り、悲しみ、光
怒り、読みました。吉田修一の作品。うまいなぁ、作りが。映画も完成したところで、どっちを先に?と思いましたが、まず文庫の上を一気に読み終わり、ワナワナしつつ、下を読み終わりました。いや、面白かった。いい意味で、いつもの通りの吉田修一ストーリー、吉田修一エンディング。
怒り、読みました。吉田修一の作品。うまいなぁ、作りが。映画も完成したところで、どっちを先に?と思いましたが、まず文庫の上を一気に読み終わり、ワナワナしつつ、下を読み終わりました。いや、面白かった。いい意味で、いつもの通りの吉田修一ストーリー、吉田修一エンディング。
ふとしたことで彼と出会い、なんということもない時を彼と過ごした同級生たち…が、彼と過ごした日々を思い出す、何のことはない出来事を思い出す、そんな構成で前半が進みます(話は、世之介が新一年になる1988からの一年間と、2003年とを行き来します)。
聴覚障害を持つ女性と仕事に忙殺される男との・・・すれ違いのような、すれ違わないのような・・・