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【本】静かな爆弾:吉田修一らしいようならしくないようなエンディング

あ、先のエントリー、キャッチの画像忘れちゃった。

BomB   clip art by G.P. du Berger
BomB clip art by G.P. du Berger Photo by HTML’S MAGIC

吉田修一作品です。静かな爆弾。彼らしいタイトルの付け方のようにも思いますが・・・

静かな爆弾 (中公文庫)

画像をつけたリンクだと・・・

これらは実はKindle版で、普通の書籍だと、

結構表紙が違いますね(いや、全然違う)。実際読んだのは、SonyのReaderの電子書籍なんですけどね。

ふとしたことで出会った女性は聴覚障害者だった。二人はメモを書いて見せ合うことでコミュニケーションをとり、俊平は響子に次第に惹かれていく・・・とも言えなくて、いつも(これまでの女性とのつきあい方)とは違うことを感じながらも、一歩引いているような、そして特ダネの取材に忙殺され、“これまで通り”仕事が忙しいときは仕方が無い、と連絡を取らなくなる・・・響子は、俊平(の家)を帰る場所にする自信が無い、と言いつつも、淡々と?粛々と?俊平のそばにい続けたが・・・

忙しさにかまけて、あるいは忙しさを理由に響子を失って初めて、自分は彼女の何を知っていたのか?と気づく・・・

何も知らないわけではなかった。
なんとなく知っていることを、なんとなく知ったままにしていた。
大変なんだろうなとは思っていた。ただ、思うだけで、その大変さを想像しなかった。
苦しいんだろうなとは思っていた。ただ、思うだけで、その苦しみを想像しなかった。

これは、聴覚障害があるから、紙に書くのが面倒だから、読唇では伝わらないから・・・と言うのが理由ではないんですよね。 

物語は、響子が俊平の母に宛てた(俊平が両親に響子を紹介するが、両親は響子の耳が不自由であることに当惑し、母が響子に手紙を出す)手紙から、(ちょっと僕の予想とは違う)急展開・・・と言うか、展開します。ここが、吉田修一なんですよね。ネタバレしないために、この辺にしておいて・・・

軽く読み終わった割に、爽やかにして、いろいろと考えさせられるというか、自分の過去を振り返れる、と言うか、そんな作品でした。

 

Kindleシリーズ
Paper Whiteは新しいのが出ました。Fireも新しいのが出ると言うことになっていますが、3000円引き(キャンペーン中)なら、このバージョンでも買う価値あり!です。はい。


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