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【本・映画】鍛え方と言うよりも…:ラグビー日本代表を変えた「心の鍛え方」

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Giant Rugby ball - Rugby World Cup 2015 - Centenary Square, Birmingham

「ルーティン」はゲン担ぎではない

「平常心」は、いい結果を生まない

「緊張」するから、うまくいく

「成功体験」が足を引っ張る

弱気のときこそ、自分で「決める」

「自信がある人」になる方法

「完全主義」を捨てる

「オリンピックの魔物」の正体

訓練で「思考停止」を身につける

あえて「グレーゾーン」をつくる

「研究で実証されているのならやってもいい」

たとえばコーヒーを一杯飲むというルーティンは考えられます。どんなに机が乱雑であろうと、コーヒーを飲んだら絶対に教科書を開く、企画書を一行でもいいから書く。そう決めておくのです。あるいは、インターネットは必ず切っておく。わからないことはとりあえず仕上げてから調べるというふうに……。

テニスでミスショットをした選手が、そのあとで素振りをするケース。あれは、失敗したら、必ず成功したときのことをイメージして素振りをすることで、ミスを引きずらず、次のプレーに集中して臨むことができるようにするために行うものです。

スポーツにかぎったことではありませんが、自分でコントロールできない、変えられないことに対して気を揉んでも、何の解決にもなりません

緊張したり不安に感じたら、〝それであたりまえだ、それを感じられるのはいいことなんだ〟と思ってください

自分がもっともよいパフォーマンスをできたときの心身の状態を思い出してください。そして、それを基準に、興奮しすぎていると思えばリラックス、低すぎると思ったら、高めるようにするのです

つまり、自分が心地よかったとき、コンフォートゾーンにピッタリくることやモノを思い浮かべるのです

代わってよく議論される現象が「フロー」です。パフォーマンスに極度に集中し、時間軸や感情、思考を忘れて、そのことに没頭する状態を指します

ラグビーって、みんなが助け合うもの。ハルがプレーしたあとで、次の選手がうまくやってくれればそれでいい。そう考えれば、間違った判断なんてないんと違うかな?」  そう言うと、立川選手も「そうやなあ」となりました。

人は、何のためにそこにいるのか、何のためにそれをやるのかということがわからないと、みずから積極的にコミットしようとは思いません。日本代表には、それが必要でした

しなければいけないことをする。これは自分の行動の責任をとるということにほかなりません。それは、ピッチの上での自分の役割と責任を明確にし、やるべきことを責任を持ってするのと一緒。規律をないがしろにしていると、ピッチの上でも自然にそうなってしまうのです。

余談ですが、おもしろいことに、廣瀬選手のように試合には出ないけれどもチームのサポートに徹する選手は、外国のチームにはいないようです。エディさんは、そうした選手の重要性と必要性を、女子サッカーなでしこジャパンの佐々木則夫監督から教えてもらったそうです。

大切なのは、「自分自身に自信をつけてあげられる言葉をかける」こと。セルフトークは暗示ではありません。実際に自分で信じることのできる言葉をかける。そしてその言葉を信じて取り組んでいきましょう。

しっかり準備をして、繰り返し練習したら自信がない状態でいることのほうが難しくなります。その過程を記録すると成長を可視化でき、実感できるのでお勧めです。

そのとき大切なことは、自分自身の以前のパフォーマンスと較べることで、目標の達成度合いを評価することです。決して他人と比較する必要はありません。

つまり、「これだけはやること」を六つ、「絶対やらないこと」を三つ挙げたわけです。

・プレッシャーを受け入れる ・プレッシャーのなかで意思決定をする経験を積む ・不安のレベルを下げる方法を身につける

こうした作業を自動的に行えるようにするには、「リアクト、リラックス、リセット」の三つの言葉をキーワードにするとやりやすいと思います。「ああ、いまだ」とリアクトしたら、「はい、リラックス」、「次はリセット」というように、自分に言い聞かせるわけです。

どうすればいいのかわからないのなら、周りの人に聞けばいいし、教えてもらえばいい。そうしないから、同じミスを犯してしまうのです。人の助けを借りずにひとりで考えてまた失敗したら、もっとへこんでしまう。すると、失敗から回復するのにもっと時間がかかってしまいます。人に聞くというのも、ひとつの能力であり、スキルなのです。

Written with MyEditor and posted with するぷろ for iOS(ブログエディタ).

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