カメラのレンズ、常用しているのはなんミリでしょう?
人によってそれぞれだし、目的によって取り替えるのももちろんだし、ズームですよ〜って人のほうが多いのかもしれませんが(多分、そう)
観光地に行って、風景を撮るか、スナップを撮るかがほとんどだったせいか、35ミリか50ミリを使っていることが多くて、まあ、それはそれで自分の目的にかなっているからいいのですが・・・自分で言うのも変ですが、視点がいつも同じで・・・
で、ふと思いついて、あるブログで「カメラ観を変えた」とまで描かれていたソニーの85ミリレンズを手にしたわけです。と言っても、お値段がリーズナブルな方です。
これが、なかなか曲者で・・・今までの感覚でファインダーを見ると(ファインダーで見てシャッター押すタイプ)、風景が小さく切られているので、何歩も下がって、(35ミリと)同じような写真を撮りそうになってしまう。かと言って、寄れる距離が長めなので(マクロレンズではない)クロースアップ的に撮ろうとするとピントが合わない。
(ポートレートに向いているレンズ、と言うのは知っているのですが、あまリ人を撮らないので・・・)
と、考えながら撮ってたわけではないのですが、秋の装いの公園を少し撮ってみました。
枯れ薄のような(ススキではないのですが)・・・親が子に諭しているような感じ。「まだ日差しは強いけど、秋から冬に備えておくのですよ」とかなんとか・・・
桜、もう葉っぱはすっかり落ちたかと思ったら、残っている木もありました。「この最後の一枚が散ったら・・・私は・・・来年花を咲かせるのね」実際、枝にはもう花芽ができてますよ。
どちらもそうですが、ボケ具合がいいですね。そしてメインの葉っぱなどの光り方。それから、オートフォーカスなんですが、ドンピシャであってくれますね。上のススキ(じゃない)なんてかなり難しいところのはずですが(これはレンズというよりカメラの方ですが)。
これは、風景的に撮っているのですが、沼の真ん中にいて寄れないサギも、サギとして写ってますね。いい感じ。35ミリだと、点にしか映らないですよね。
こういう感じなのかなぁ。
写真はいずれも撮って出し(というか、スマートフォンに転送してそれを送ってます)
カメラ観を変えた、というのはまだわかりませんが、これまでと違う写真を撮ろうという気にさせてくれますね。
まあ、もちろん、自分の意識の問題ですけどね。