コシモは、これらの人々を自分の身近で仕事させるために、(略)大規模な「官庁街」を建てる。これはウフィッツィ(オフィス)と呼ばれた。
それがために、メディチ家の集めた芸術品を展示し(略)ウフィッツィ画廊は、直訳すれば「オフィス画廊」という、おかしな名で呼ばれることになったのである。
(銀色のフィレンツェ メディチ家殺人事件 塩野七生)
…というわけで、誕生日は朝からオフィスにこもることにしました。
まずは、朝のポンテベッキオ…
例によって、
ウフィツィ美術館も長蛇の列。尋ねると(予約なしでは)二時間待ち、とのことで、早速昨日と同じツアーを利用して、横入り…
中は、写真が撮れませんが、ビザンチンからゴシックを経て、ルネサンスに至るまでに、遠近感が導入されたり、人の描かれ方がどう変わったか順に説明してもらって、なんとなく、なるほどー!でした。これを聞いて初めて、有名なボッティチェリのビーナスの誕生(今は、ビーナスの到着、と考えられているそうです)の価値と言うか、意味がわかった様な気になりました。
その後は、フラフラと歩いて…
…ジオットーの鐘楼へ。
頑張って最後まで登りましたよ~ 414段!
鐘楼から見た、ドゥオーモです。
リパブリック広場では、タスカニーのワインとオリーブオイルの試飲即売をやっていました。5ユーロでグラスを買えば、試飲し放題!
このあとは、ちゃんとお仕事の会場へ向かいましたよ!
(ウェルカムレセプションのために…)
眺めの良い部屋から情熱と冷静のあいだを見れば・・・その5:誕生日はオフィスで過ごす …
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