さて、帰国も近づいてきて、アルファマの夜を楽しんできました。怪しい夜じゃないですよ。
二晩アルファマに行ったので、まとめて…
日没は8時半過ぎなので、ホテルでゆっくりしてから出かけてもまだ日が高い…
Seの前の坂を登っていくと…(ここを右に降りていくとアルファマのふもと(?)、サンタ・アポローニャ駅周辺に出ます)すぐにサンタルジア展望台と、アズレージョ装飾で有名な聖ルチア教会です。
ここからの景色も、テージョ河を一望できてステキですね。
さらにその先を…ポルタス・ド・ソル広場を通って
線路に沿ってグラサ展望台方向に向かいます。
(これはもう少し遅くなってから、広場の横の階段から)
その先をE28の路面電車が右に降りていくのですが、今回は工事中なので、そこを右に歩くと、アルファマの入り口、という感じですかね。いきなり細い路地になります。
この洗濯物が、アルファマ!
こんな感じの細い路地がくねくね。
二回目にリスボンに来たときに訪れた、Fado Maiorです。ここは、まだまだファドが始まりそうでもなくて…
そこからさらに細い道を下ると(一本道ではないですよ〜)
お!お!お!
なんとPateo 13ががが!
このお店、初めてのリスボンのとき昼に通りかかって、賑やかで楽しそうなお店で、一目で気に入って…ところが二回目の時は、椅子もテーブルもお店の人も、何もなくて、つぶれちゃったのかな?と残念に思っていたのですが、今回、復活!です。
写真(看板?)にあるようにシーフードがうりのお店だとは思いますが(前々回は、イワシ五匹食べてお腹いっぱいに…)今回はお肉の串焼きです。
ワインはアレンテージョのもの。ウマ〜
このお店、7時半くらいだったのですぐ座れましたが(1人でしたし)、ふと気づくと、階段のところにたくさんの人が座って待ってます。
待つ甲斐があるというか、(ウェイティングバーなんて無いですが)ワイワイお話ししながら待つのも楽しそうですね。
そのあと、少し歩いて…面白そうなお店もあって、この時間に雑貨屋さんとか?グラスワインやウイスキーなどを出すお店なんかも、扉が開いていて中が見えて(安全そうw)、中をチラッと見て冷やかし(?)たり。
すると、ジンジャーニャのお店を見つけたので、入ってみました。
もともとオビドスには「ジンジャーニャ」というサクランボのリキュールがあり、これをチョコレート製のカップに入れて味わうことが観光客に人気となり、チョコレート祭りへと発展しました。
サクランボのリキュールで、オビドスが元祖。オビドスでも、カウンター越しに(かわいいおねえさんに)一杯注いでもらって飲みましたが…「その容器も食べていいのよ」そう、容器はチョコレートでできていて、食べられるのです。
このお店ではチョコありなしが選べますが、チョコのカップが元祖ですね、多分。
これで酔うということもないですが、ポルトガルに来たらこれだよな〜と、千鳥足でホテルに戻りました。
もう一晩の方は、日没の写真を撮っていたせいもあって、ファドを聴くかな〜といったお店、ア・バイウカがすでに一杯で入れない。
聞くと、11時くらいに入れ替わる人がいるかな、いないかも、という感じだそうで。
ご飯は食べないと、なので、少し歩き回って、Santo Antonio de Alfamaに。
Santo Antonio de Alfama (リスボン) の口コミ692件 – トリップアドバイザー
このお店も、チェックはしていたのですが、ある意味たまたま。Lonely Planetにも書かれているようにパティオがステキなのと、映画関係や音楽関係など?の有名人がたくさん来ているようで、店内には写真がたくさん飾られていました。
パティオ…この日というか、夜がむちゃくちゃ寒くなって、パティオの、特に女性には毛布を貸し出してました。僕もこの夜に限って軽装で…
パティオから。
ブドウの木?
また、タコと…
サーモンのコリアンダー
これ、サーモンのポテトの皮を、オーブンで焼いたもので、簡単ですがむちゃくちゃおいしかった!
これらを、ふるえながら(笑)いただきました。
そのあともう一度ア・バイウカに行ったのですが、やはり満席。というか入れ替わってない!
アメリカから来たというグループと、「いや、外で聞くのが一番の贅沢だ」なんて酸っぱいブドウ的な話をしながら、しばらく聞いていました。暗くて写真がアレですが、ここでは店員さんが突然歌い出したりします。
この辺りには、高級っぽいものから、カジュアルな感じのものまでたくさんのファドハウスがあります。食事しながら、だと予約していくのが無難なんでしょうが、聞くだけなら、お店の前で立ち聞きも楽しいですよ〜
アルファマのサン・ミゲル。とか…
夜のSeです。おやすみなさーい。
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