いや、これ、なかなか良かったですよ。なかなか、どころじゃなく、良かった。
映画館に入って、予告編とか見させられてて、『なんでお金払って映画館に入って広告見させられるんだ?』とか『お金払って映画見てる人に“海賊版の映画や音楽をダウンロードすると犯罪です”とか説教されないといけないんだ?』とか、そして、(ファンのひとには申し訳ないですが)邦画は相変わらずだし、洋画もパートツー物ばっかりで、CGばっかり派手で・・・技術が進化して、映画が退化したよなぁ・・・なんて、年寄り臭いことを思いながら見始めましたが・・・
(上映中なので、ネタばれは避けますが)
株価の予想や、お勧めの銘柄などを派手に紹介するテレビ番組、その司会がリー(ジョージ・クルーニー)。そして、番組のディレクター、パティ(ジュリア・ロバーツ)がスタジオに指示を出しつつ生放送が始まったところで、スタジオに拳銃とプラスチック爆弾を持った乱入者が!番組の中で絶対安心と勧められた株(これが、謎の暴落をした直後)を買って損をした若者カイルは、リーに爆弾の装着された服を着せ、起爆装置は自らの手に(手を離すと,つまり射殺されたりすると起爆する)・・・
なぜその株は暴落したのか?コンピューターのプログラムのバグと説明されるが、それは本当なのか?スタジオで人質にされたままのリーの隣(コンソールルーム)でパティが徐々に情報を得始める・・・
ちなみに、映画の中では、バグとも訳されていましたが、使われていたのはglitchと言う言葉です。
映画のはじまりがやたら派手な画面のオンパレードで、先に書いたように、”うーん・・・なんか、疲れる映画かな?”なんて思っていたのですが、もう、90分ほど、息もつかせぬ展開で、喉がからからになりながら、手に汗を握りつつ、見てましたよ。
朝日新聞に,この映画に関して監督のジョディ・フォスターが語った言葉が記事になっています。
*二つ目のは、全文読むためには登録とログインが必要ですが、こう結ばれています。
「お金があるから価値がある、と思っている人が多いのは、自分に価値を見いだせないからだと思う」。この映画には、彼女の思いが込められている。
まあ、最後の所(謎解きというか・・・)は、必ずしも驚きの展開でもなく、エンディングは、まぁ、ハリウッドだと(この二人だと)こうなるよなぁ、って感じで、そこはちょっと・・・息をつけましたが。
朝日新聞には、別のテーマに関してのインタビュー記事も載っていました。
ところで、映画の中で犯人(若者カイル)が株の取引で失ったお金は6万ドル。日本円で、約600万円、ですかね。大金と言えば大金ですが、この約600万円が、誤差範囲の人もいれば、カイルのように全財産、それも母親の遺産としてのなけなしのお金の人もいるわけで・・・人質にされたリーは、(たった)6万ドルなら、払ってやるから解放しろと言うわけですね。たった6万ドルの人もいれば、それが(男としての、あるいは父親としての)アイデンティティーのよりどころのすべて、って人もいるんですよね、カイルのように・・・それが、この映画のテーマですね。
ジョディ・フォスターは、小さいときからずっと見てきています。代表作は、やっぱり、羊かタクシーなんでしょうが、ここは一つひねりを入れてこれを紹介しておきますね。
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