大村と言えば、キリシタン大名の大村純忠。そして、天正遣欧使節ですかね~
大村純忠とキリシタン史跡 || 大村市の歴史散策
天正少年使節
(前の記事で時代が遡るって書いたのは、ちょっと間違い(史跡の一部は江戸時代ですが)。遣欧使節は信長の時に出発し・・・本能寺の変の4ヶ月ほど前・・・、戻ってきたら、秀吉のバテレン追放令、で、徳川より前です)
これは、大村市民会館の前にある、天正夢広場のモニュメントです。ちょうど11時だったので、地球儀が周り、人形が音楽を奏でていました。
4人の少年達。モニュメントの下には、彼らの辿った数奇な旅のダイジェストが、タイルに刻まれていました。
さて、この大村市民会館には数年前に来たことがあって、一つは・・・
マカオ観光協会(?)の方が、ポルトガルと日本の深いつながりについて話をされたのを聞きに行って・・・たとえば、もし、本能寺の変がなかったら(使節が帰ってきたときに信長の世だったら)とか、ポルトガルより先にスペインが日本にたどり着いていたら、とか、興味深い“IF”を話していたのが、非常に面白かった。もし、スペインが先に日本にたどり着いていたら、今頃我々(日本人)は、カトリックになってスペイン語をしゃべっているはず・・・(これは、ポルトガルとスペインの国策や船の規模など、いろんな要素が関わってくる)
そして、ポルトガル、と言うことで、大好きな“マリオネット”の演奏があったので、聞きに行ったのでした。
マリオネットとは・・・
marionette
日本におけるポルトガルギターのパイオニア・湯淺隆(写真上)とマンドリン奏者・吉田剛士(写真下)によるアコースティックユニットです。
ポルトガルに行ったときは、吉田さんに教えて頂いて、彼らが演奏をしたファドハウスを訪ねていったりしたものです。
さて、ちょっとこの広場で懐かしごっこをしたあと、車を移動させて、長崎空港への橋のたもとにある、森林公園へ。ここには、使節の4人の銅像があります。
少年よ大志を抱け!手に持つは、道産のカボチャ・・・
じゃないって・・・
あたりには、まだまだ、たくさんのキリシタン関係の史跡などがあるのですが、ちょっと哀しい物語のところが多かったりするので、割愛。
この森林公園からは、長崎空港が臨めます。天気も良くて(良すぎ・・・)、海もきれい!
さて、そろそろ帰る時間ですが、大村インターの近く(車が必要ですが)には、土井牧場のハムを売っているお店、と言うのがありました。化学調味料などを使わず、純ドイツ式に(と言うことは、つなぎも使わず、かな?)作ったハムなどが人気のお店だそうです。
おみやげ~
もう一つ、前日に空港で買った、アゴ(トビウオ)の出汁パックと、
そのまま食べるアゴの干物。おいしいよ~
次回は、もう少し遣欧使節のことも復習してから行こうっと。
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