Pride and Prejudice (Barnes and Noble Leatherbound classics) Photo by Thalita Carvalho ϟ
ちょっと古くなりますかね、プライドと偏見、見ました。
これ、何度も訳され、また、何度も映画化されてる、映画(の原作)としても古典と言える作品ですね。
実は、この作品は必ずしも評価が高くない。中身がないとか、中だるみとか、評されてるのが多い感じ。
実は、最初は、それこそ真ん中あたりで止まってしまいました。面白くないとは思いませんでしたが、たまたま止まって、なかなか続きを見ないでいたのですが…
最初から見直すきっかけになったのはこれ!
ゲスト:片岡義男さん 鴻巣友季子さん|ラジオ版 学問ノススメ|JFN Online
いつも聞いてるPodcastで、片岡義男さんと、鴻巣さんの、この本の紹介をしてるのを聞いて…
…この中で(まだ読んでません、すみません)、この原題、Pride and Prejudiceをどう訳すか、で、鴻巣さんが、「結婚協奏曲」と訳す、と言ってるのを聞いて、これだ!と思ったわけですよ。
ちなみに、片岡さんは、「思い上がって、決めつけて」。これも、見終わると、なるほど〜と思いますね。
時代背景や美しいイギリスの田舎の風景、そしてタイトル…原題は言うまでもなく、Pride and Prejudice、に引きずられて?深刻で深遠なテーマのドラマを期待しちゃいがちですが、ま、あんまり身構えて、固定観念を持って見ると、肩が凝っていかんねん…こていかんねん…
片岡さんの訳のようなタイトルで、なんか、エラそうぶったり(偉そうに見えたり)、押し付けがましかったり、要は、空気読めない、不器用な人たちの、そう、ドタバタ結婚競争曲と思って見ると、特に後半、何と無くくすくす笑えながら見られますよ。
時は18世紀、女性に相続権がない時代の、あまりお金持ちでない家族の五人姉妹(つまり、娘は皆、なんとか資産がある人に嫁がないと大変、それも、下が控えてるから長女次女あたりはプレッシャー!って、今でもありがちなプロット?
そこに、資産家、超資産家、ちょっと資産が手に入る予定の男らが現れるんですが、こいつらが、文字通り、空気読めないか、不器用か、その両方!
一人、調子いい奴が出てきて、末娘をかどわかして…いや、駆け落ち(狂言みたいな感じで)やっちゃったりするんで、こいつだけはちょっと違うんですけどね。
で、主人公の次女も、まあ、不器用と言うか、ムキになるタイプと言うか、中二病じゃないけど、これはこうでこうじゃなくてはいけない!ってタイプ。そりゃ、すれ違うよね。で、そのKY達が、ドタバタした挙句に、落ち着くところは落ち着く、って話。
こんなの、ネタバレにはならないと思いますが、もっとわかりやすいのがこの解説。
プライドと偏見【映画】 | King Fisher Girl
退屈な人は退屈です。 …
たとえば…
男性の方は思い出してみてください。
学生時代に遠巻きに見られながらクスクスされるのです。
すごくわけのわからないオーラを感じて、不安でたまらないですよね。
しかも美人が何人か混じっているのです。
いやいや、そうそう!w
つまり、こんな話!なんですよ、多分。片岡・鴻巣タイトルで、そう思えちゃう!
こう見ると、こっていかんねん映画ではないんですよ〜!
プライドと偏見(字幕版)
カテゴリ: Drama
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